静止画撮影モードでは、通常のカメラと同様に、シャッターボタンを押すことによって360度画像の撮影が可能です。
また、静止画撮影モードには、「通常撮影」と「タイムシフト」の2つの撮影方法が用意されています。撮影方法の切り替えは、ライブビューが表示される枠の右上に表示されている[通常撮影]をタップすると、画面下部のポップアップ表示で「通常撮影」と「タイムシフト」の切り替えが可能です。
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通常撮影
シャッターボタンを押すと同時に撮影を行う通常撮影では、セルフタイマー撮影の設定が可能です。セルフタイマーの設定方法はこちらをご参照ください。
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タイムシフト(RICOH THETA Z1, X, V で利用可能です)
タイムシフトは、THETAに組み込まれている2つのカメラを1つずつ時間をずらして動作させ、本体で360度画像を合成する静止画撮影モードです。この時間差を利用して動作しないレンズ側に撮影者が移動することによって、撮影者の写りこみがない360度画像を撮影できます。 撮影間隔の設定方法はこちらをご参照ください。
静止画撮影モードでは、以下の撮影条件の設定が可能です。
- EV: 撮影する画像の露出補正(画像全体の明るさ補正)ができます。ライブプレビューを見ながら、適切な明るさに調整してください。
- WB: 撮影する画像の色味を変えることができます。ライブプレビューを見ながら、ちょうどよい色味になるものを選択してください。
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露出モード: 露出はイメージセンサーに光を届ける量を調整することを言います。露出を調整する要素は3つあり、絞り、シャッタースピード、感度です。これらの要素を組合せて露出を作ります。カメラの機種と選択する露出モードによって設定可能な絞り、シャッタースピード、感度の数値が異なります。
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Auto(オート):撮影環境に応じて絞り、Shutter Speed、ISO感度、ホワイトバランスを自動調整します。また、Option Settingでノイズ低減、DR補正、HDR合成が選べます。
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Option Setting: 暗所撮影時のノイズを低減したり、撮影画面内の明暗差が激しい場所での白飛びを低減する撮影などができるオプションを選択できます。
- OFF: オプションを使用しません。
- DR補正: 明暗差がある場所で、手持ちで撮影する場合に有効なオプションです (※Z1, V, SC2でご利用可能です。Xではご利用いただけません。)
- ノイズ低減: 暗い場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効なオプションです。
- HDR合成: 明暗差が大きい場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効です。
- 手持ちHDR: 明暗差が大きい場所で、手持ちで撮影するときに有効です (※X, Z1, Vでご利用可能です。SC2ではご利用いただけません)。
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Option Setting: 暗所撮影時のノイズを低減したり、撮影画面内の明暗差が激しい場所での白飛びを低減する撮影などができるオプションを選択できます。
- Tv(シャッター優先) :シャッタースピードとホワイトバランスを設定します。
- Av(絞り優先) :絞り値とホワイトバランスを設定します。(※Z1でご利用可能です)
- ISO(ISO感度優先):ISO感度とホワイトバランスを設定します。
- M(マニュアル):シャッタースピード、絞り、ISO感度、ホワイトバランスを設定します。
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Auto(オート):撮影環境に応じて絞り、Shutter Speed、ISO感度、ホワイトバランスを自動調整します。また、Option Settingでノイズ低減、DR補正、HDR合成が選べます。
また、SC2, SC2 for Businessでは、プリセットを利用することが可能です。各モードの詳しい説明、利用シーン、モードの切り替え手順については、こちらをご参照ください。
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プリセット
- SC2
- 顔: 人物の顔を検出して画像の中心に配置します。また、人物の顔が際立つように補正します。
- 車窓: 車内外や舞台など大きな明暗差があるシーンでの撮影において、明部・暗部双方の対象物を明瞭に見えるように画像補正します。
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夜景: 夜景をきれいに撮影できるモードです。このモードを使用するときは、三脚・一脚等でTHETAを固定することをおすすめします。
- SC2 for Business
- Room: 室内や車内で撮影する際に、内部と外部との明暗差を補正して、画像全体を綺麗に撮影できます。このモードを使用するときは、三脚・一脚等でTHETAを固定することをおすすめします。
- SC2
各機種毎の設定可能な露出モードおよび各設定値
- Shutter Speed: 露出モードをTv, Mに設定した場合、シャッタースピード(露光時間)を変更することができます。数値が大きいほど、シャッタースピードが遅く(露光時間が長く)なります。
- Aperture:(Z1のみ)露出モードをAvに設定した場合、絞り値をF2.1, F3.5, F5.6 のいずれかに変更できます。
- ISO:露出モードをISOに設定した場合、ISO感度を変更することができます。数値を小さくするほど感度が低くなるため多くの光量が必要になりますが、ノイズの少ない画像になります。数値が大きいほど感度が高くなるため少ない光量で撮影できますが、ノイズの多い画像になります。
Z1 | X | SC2 | V | |
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露出モード | Auto / Tv / Av / ISO / M | Auto / Tv / ISO / M | Auto / Tv / ISO / M | Auto / Tv / ISO / M |
Shutter Speed Tv, M選択時に変更可能,EV 1/3刻み |
Tv: 最長15~最短1/25000 M: 最長60~最短1/25000 |
Tv: 最長15~最短1/16000 M: 最長60~最短1/25000 |
Tv: 最長1/8~最短1/25000 M: 最長60~最短1/25000 |
Tv: 最長15~最短1/25000 M: 最長60~最短1/25000 |
Aperture *Z1のみ Av, M選択時に変更可能 |
F2.1, F3.5, F5.6 | - | - | - |
ISO ISO, M選択時に変更可能,EV 1/3刻み |
80~6400 | 50~3200 | 64~3200 | 64~3200 |
画像サイズの設定方法(※THETA Xのみ)
画像の解像度(横x縦)は 5.5K(5504x2752) , 11K(11008x5504) を選択することができます。
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画面右上の をタップする
静止画撮影設定画面に遷移します。 -
[画像サイズ] の 5.5K(5504x2752) をタップする
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画面下部のポップアップ表示で、5.5K(5504x2752) または 11K(11008x5504) を選択する
ファイル形式の設定方法(※THETA Z1のみ)
撮影した画像のファイル形式は、JPEGのみ、またはRAW(DNG)+JPEGのいずれかを選択することができます。
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画面右上の をタップする
静止画撮影設定画面に遷移します。 -
[ファイル形式] の JPEG をタップする
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画面下部のポップアップ表示で、JPEG または RAW(DNG)+JPEG を選択する