RICOH360アプリにTHETAを無線LANで連携すると、RICOH360アプリを使って連携したTHETAをリモートで操作することができます。
下記の手順でリモート撮影が可能です。
- アプリ画面下にあるをタップする
- 連携済のカメラ一覧から、撮影に使用する THETA をタップする
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撮影する をタップし、撮影画面を開く
無線LAN接続時に、スマートフォンのOSによるネットワーク接続の許可を確認する画面が出ることがありますので、その場合はOKをタップしてください。
*THETA本体の無線モードがクライアントモードになっていると無線LAN接続ができません。無線モードをアクセスポイントモードに変更してください。無線モードを切り替える手順はこちらをご参照ください。
- 撮影モードを切り替える
画面上部のカメラマーク / ビデオマーク のアイコンをタップすることで、静止画撮影モードと動画撮影モードの切り替えが可能です。-
: 静止画撮影モード
静止画撮影モードには、「通常撮影」と「タイムシフト撮影」の2つの撮影方法が用意されています。撮影方法の切り替えは、ライブビューが表示される枠の右上に表示されている[通常撮影]をタップすると、画面下部のポップアップ表示で「通常撮影」と「タイムシフト撮影」の切り替えが可能です。
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通常撮影
通常撮影では、セルフタイマー撮影の設定が可能です。
セルフタイマーの設定方法はこちらをご参照ください。
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通常撮影
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タイムシフト撮影(RICOH THETA Z1, X, V で利用可能です)
タイムシフト撮影は、THETAに組み込まれている2つのカメラを1つずつ時間をずらして動作させ、本体で360度画像を合成する撮影です。この時間差を利用して動作しないレンズ側に撮影者が移動することによって、撮影者の写りこみがない360度画像を撮影できます。
撮影間隔の設定方法はこちらをご参照ください。
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タイムシフト撮影(RICOH THETA Z1, X, V で利用可能です)
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: 動画撮影モード
動画撮影モードでは、録画ボタンを押してから、もう一度録画ボタンを押すまでの間、動画の撮影が可能です。
動画の解像度(横x縦)は 4K(3840x1920), 2K(1920x960)を選択することができます。フレームレートはいずれのピクセル数でも30fpsになります。動画の解像度/フレームレートの設定方法はこちらをご参照ください。
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: 静止画撮影モード
- ライブプレビュー画面を切り替える
ライブプレビューを表示しておくと、次の操作で行う様々な撮影条件の設定を変えたときの効果がわかりやすくなります。
- : 表示しない
- : 360度ビュー(画面スワイプで表示される視点を変えることができます)
- : パノラマビュー(撮影範囲全体を一画面で見ることができます)
- 撮影条件を設定する
- EV: 撮影する画像の露出補正(画像全体の明るさ補正)ができます。ライブプレビューを見ながら、適切な明るさに調整してください。
- WB: 撮影する画像の色味を変えることができます。ライブプレビューを見ながら、ちょうどよい色味になるものを選択してください。
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Option Setting: 暗所撮影時のノイズを低減したり、撮影画面内の明暗差が激しい場所での白飛びを低減する撮影などができるオプションを選択できます。
- OFF: オプションを使用しません。
- DR補正: 明暗差がある場所で、手持ちで撮影する場合に有効なオプションです (※Z1, V, SC2でご利用可能です。Xではご利用いただけません。)
- ノイズ低減: 暗い場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効なオプションです。
- HDR合成: 明暗差が大きい場所で、三脚等で固定して撮影するときに有効です。
- 手持ちHDR: 明暗差が大きい場所で、手持ちで撮影するときに有効です (※X, Z1, Vでご利用可能です。SC2ではご利用いただけません)。
- 画面下部のシャッターボタンをタップして撮影を開始する
画面中央に表示される処理中のアニメーションが消えれば、撮影完了です - 続けて撮影する場合は、再度シャッターボタンをタップして撮影する
- 撮影を終了する場合は、画面左上の×マークをタップする